2022年の時流予測と伸びる眼科クリニックのポイント

2021年12月22日 (水)

科目:
眼科
コラムテーマ:
教育 経営計画 経営管理

謹んで新春お祝い申し上げます。
いつも、めでぃマガをご覧いただきありがとうございます。
眼科クリニックのコンサルティングをしている野田です。

当メルマガは、眼科クリニックの経営課題について、コンサルティングの現場で実際に起きていることをもとに、解決方法になるヒントをお伝えしています。

新年の目標を立てた先生方、これからという先生方も多いと思います。
当メルマガが新年を迎える上で少しでもお役に立てば幸いです。

2021年はエリア変動が大きく、2022年は個のチカラ試される年に

私どもは日々、全国の眼科クリニックのクライアント先へコンサルティングにお伺いしています。

その際、国が出す概算医療費などの統計と、現場での数字の変動が凡そ一致する部分と、全く一致しない部分があります。

当然クリニックの個別事情もありますが、2021年はエリア別での変動や全国平均との差異も大きかったと感じています。

クリニック個別ではどうしようもない事案として、
・地域のワクチン接種予約や接種自体がいつあったのか
・緊急事態宣言やまん延防止等措置が出ていたのか
・行政独自の措置があったのか
などにも大きく左右されました。

私どもは業務の特性上、マクロ環境は把握しながらも、打ち手はクライアント個別に現場でのご提案をしています。エリアも違うし規模も異なりますので、それに合わせてご提案をすることになります。

そのような中で私どもクライアントのクリニックは、コロナ禍でも比較的落ち込みが小さい、回復時のスピードが早いといった傾向があります。

しかし、一方で弊社に経営相談いただくクリニックでは、開業間もなかったりすることで患者数の戻りが鈍い、緊急事態宣言が頻発したことでオペが戻らないといった声も多く聞いております。

両者を分ける違いは何か

比較的落ち込みが少ないクリニックや業績の良いクリニックはどういった傾向があるのでしょうか?

まずひとつは、しっかりと守りを固めていることにあります。
新型コロナウイルス感染拡大などは予測がしにくいものなので、ある程度の波が来ても財務面で安心感を持てるということは経営者としての安心感にもつながります。院長の動揺はスタッフにも伝わりますし、患者様にも伝わることもあります。
あまり医療機関では経験したことのない財務不安を抱かれた先生も初期には多かったと思います。
逆にここがしっかり守られていると次の施策を打つにしても安心感がベースにあるので、良い気持ちで計画立案ができ心の余裕ができます。
クライアントのクリニックでは、当院の状況をスタッフへしっかり説明したクリニックも多かったです。スタッフに安心してもらうことで診療に集中してもらうことが目的です。

いつ、どのように戻し伸ばすか

では財務面など守りの安心感を持ち、戻し伸ばしていくには何がポイントになったのでしょうか?
先述した、エリアごとに変動も大きかった2021年ですが、このような中で”タイミングを捉えることが上手なクリニック”が、患者数戻りのスピードや規模で先行しました。

私どもはコロナ以降、オンラインセミナーや会員制勉強会でも、『患者心理』こそが見極めるポイントだと常にお伝えをしてきました。

クリニックに来ている患者様がどういった気持ちで受診控えをしているか、出られるタイミングと状況が改善するタイミングはいつか、旅行や外食、手術の優先度はどうなっているか・・・等。

仕事で全国にお伺いさせていただいているからこそ、私どももこの地域差には驚くことも多かったです。先生やスタッフさん、時には患者さんにもお聞きしながらエリア個別の患者心理を把握することに注力しましたし、今でも重要視しています。

タイミングと打ち手

タイミングを捉えたら、次は打ち手です。

外来に予約制を導入していないクリニックも多いと思いますが、暗室などの検査予約はしていることが多いのではないでしょうか?
例えば、コロナが拡大している時には検査予約などの枠を増やしていただくなどして対応したところもあります。

患者心理として、「あのクリニックはいつも混んでいるから密集しそうだ」「待ち時間が長く不安」といったものは比較的共通してありました。
そこで検査予約≒待ち時間が減るというアピールで、必要な方にしっかり来院してもらい来院回数を減らさずに診ることができたクリニックもあります。

患者数の減で一時減らしかけたインターネットの広告などを選択と集中しながらも総額を替えずに出稿し続けたクリニック、自費に対して増額したクリニックなども伸びた傾向にあります。

事前準備がやはり差を分ける

タイミングを見て、打ち手を出すといってもやはり急にはスタッフさんもついてこれません。

今でも印象的に覚えていますが、2020年の4月、眼科なら例年繁忙期に入るタイミングでの緊急事態宣言の中、余裕ができた今何ができるだろうか?必要だと思ってはいるけど忙しくてできなかったことは何かを洗い出し、1つ1つ取り組んでいこうと決めたクリニックがありました。

その時にしっかりとみんなで話し合い、パターンシュミレーションをしたからこそ、その後、どんな状況でもタイミングを見て打ち手を打てるようになりました。

外部環境としては先も見えずに不安だったのですが、スタッフさんも現状を理解し共有してもらったことで、安心感を持って打ち手を考え、事前準備ができたのだと思います。

院長が経営面での安心感を確保し、必要なことはスタッフさんに共有し、タイミングで必要な施策を打てるよう事前準備をする。こういった日々の積み重ねが2022年もクリニックごとの差を分けると考えています。

新年の良い機会ですので、2022年の時流も捉えながら、自院でできる”チカラ相応”の対策を是非考えていただければと思います。
もちろん、当メルマガ読者の院長先生にはメルマガ、セミナー、クリニック経営研究会、ダウンロードレポートなどあらゆる形でのサポートができればと考えております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

『眼科クリニック 2022年業界動向・時流予測セミナー』 1月16日オンライン開催!

眼科クリニック 2022年業界動向・時流予測セミナー

毎年好評いただいている眼科クリニックの時流予測セミナーが開催中。

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当メルマガでお伝えした内容の詳細や、2022年取り組みたいポイントなど、最近の時流と照らし合わせながら、2022年の眼科クリニック経営の方向性をお伝えいたします。

また、今年はセミナー前後での個別無料経営相談(簡易コンサルティング)もつけさせていただきました。お申込みをいただいた先生方には、別途お時間を設けて(基本はオンラインにて)個別の課題に対する経営相談も付帯しておりますので、是非ご活用ください。

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この記事を書いたコンサルタント

野田 陽一郎

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