美容医療の損害賠償保険制度について

2018年09月02日 (日)

科目:
皮膚科
コラムテーマ:
美容医療

こんにちは。
船井総合研究所の村越です。

今回のコラムでは、
「美容医療の損害賠償保険制度について」
と題して、お送りします。

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■今回の内容
1.勘違いしやすい医師賠償責任保険の範囲とは?
2. どのような医院が損害賠償保険を利用すべきなのか?
3.どこに問い合わせればいいの?
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1.勘違いしやすい医師賠償保険の範囲とは?

今回は、このような先生方に向けて書きます。

・既に美容医療を行っている
・これから美容医療を行いたい

そのような先生方に質問です。

医師賠償責任保険に入っているだけで
美容医療で生じた賠償責任まで補償されている!

そうお考えの先生はいませんか?

実はそれ、間違いなのです。

医師賠償責任保険保険では、
美容を唯一の目的とする医療行為によって生じた賠償までは補償されません。

2.美容医療賠償保険とは?

医師や看護師が行った施術によって生じた
法的賠償責任を保証してくれる保険で、
次のような先生方にお勧めしています。

①美容医療の立ち上げを検討されている先生
②美容医療を既に始められ、施術数・カウンセリング数が急増している先生

理由としては、

患者さんとのトラブルが
実際に訴訟に至るケースは少ないためです。

従ってこれから患者さんとのトラブルが増える可能性が高い先生は
期間限定で加入をご検討しても良いと思います。

下部に訴訟件数などの詳細を記載しております。

実際に訴訟に至る件数は、平成29年度で42件です。
(出典:裁判所ホームページ
http://www.courts.go.jp/saikosai/vcms_lf/29052604sinryokakmoku.pdf」より引用)

実際の賠償額は、50万円以下が26%、100万円以下が
40%、200万円以下が30%、それ以上が4%のようです。
(出典:ユニバーサル少額短期保険株式会社HP
http://www.biibai.jp/_src/322576/%E8%B3%A0%E5%84%9F%E9%87%91%E9%A1%8D%E5%88%A5%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF.pdf」より引用)

上記のデータを見ると、
医療訴訟により医院が大損害を受ける可能性は低いと思われます。

しかし、近年の美容医療サービスに関する消費者相談は
2014年度の2,377件をピークに毎年度2,000件程度で推移しています。
(出典:独立行政法人国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/biyo.html」より引用)

以上より、患者さんとのトラブルがこれから増加する可能性が高い
・美容医療の立ち上げを検討されている先生
・美容医療を既に始められ、施術数・カウンセリング数が急増している先生

このような先生方は期間限定で加入をご検討しても良いと思います。

3.もし加入をご検討されるなら…

私どもが知る限り、
下記の2つの保険に加入している先生が多いようです。
ご参考までに、掛け金と保障金額の一部を記載しております。
詳しい加入条件などは、
各保険会社のホームページをご参照ください。

美容医療賠償責任共済様では、
非外科コース(限定された12施術のみが保障対象)
年間掛け金:48,000円で1事故あたり、最大100万円(免責額:10万円)
全科コース(外科的な施術も補償の対処となる)
年間掛け金:60,000円~12,000円(契約者によって異なる)で1事故あたり最大200万円(免責額:10万円)
というプランを提供されています。
詳しくは、美容医療賠償責任共済様のホームページをご参照ください。
https://biyoukyosai.jp/

ユニバーサル少額短期保険株式会社様では、
年間掛け金:98,700円で1事故当たり、最大100万円(免責額:10万円)
年間掛け金:115,900円で1事故あたり、最大800万円(免責額:10万円)
などのプランを提供しています。
詳しくは、ユニバーサル少額短期保険株式会社様のホームページをご参照ください。
http://www.biibai.jp/

最後までお読みいただきありがとうございます。
次回の配信をお待ちください。

 

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この記事を書いたコンサルタント

村越 健太

プロフィール詳細

大手医薬品卸の営業を経て、船井総合研究所に入社。入社後は皮膚科専門の診療所経営コンサルティングを行っている。
元医薬品卸の営業として100軒以上のクリニックの医師・看護師・医療事務と共に仕事をしてきた経験から、患者満足度を上げるためには、治療効果だけではなく、スタッフにも患者満足度を意識させるマネジメントの必要性を確信。
実際の現場からしかわからない課題を発見し、解決方法の提案を現場に落とし込む“現場第一主義”のコンサルティングスタイルを貫いている。
一貫して “地域の患者から選ばれる医院づくり”をメインテーマとして掲げ、スタッフマネジメント、集患対策、患者満足度対策、スタッフ採用支援を行ってきた経験を持つ。

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