広域医療法人明和会 整形外科 スポーツ・栄養クリニック

今回、福岡市薬院と渋谷区代官山に医院を展開し、運動療法×ピラティスをコンセプトとし、病気やけがの予防から治療後のサポートまでを一貫して担う「シームレスサポート」を掲げている、広域医療法人明和会整形外科スポーツ・栄養クリニック理事長武田淳也氏にお話を伺った。

武田淳也氏

医療法人明和会整形外科スポーツ・栄養クリニック®(代官山・福岡)理事長
Pilates Lab(代官山・福岡)代表
ストレッチ&コンディショニングDr.Plus®顧問
日本専門医機構認定整形外科専門医
日本体育協会公認スポーツドクター

1999年アメリカへスポーツ医学留学時、医療として活用されているピラティスと出会い、2005年福岡市中央区、13年東京都渋谷区代官山に、日本初で医療としてピラティスを取り入れた「スポーツ・栄養クリニック」を開業。

PMA(Pilates Method Alliance®)認定ピラティス教師

「Motor Control beyond Pilates®」代表・クリエィター

「カラダ取説®協会」会長

骨盤底筋トレーニング「PfilatesTM」コーディネーター

日本ピラティス研究会会長など日本のピラティスの第一人者としても知られる。

「カラダ取説」(徳間書店)

「脊柱管狭窄症痛みが消える新メソッド・骨盤AC法」(日本文芸社)等、著書・監修多数。

日本経済大学スポーツ経営学科客員教授。

【スポーツ・栄養クリニックについて】

整形外科スポーツ・栄養クリニックは日本で初めて医療としてピラティスを取りいれたクリニックとして2005年福岡市中央区、13年東京都渋谷区代官山に開設。「運動療法×ピラティス」を主軸とし、リハビリにとことんこだわったデイケアや予防・アフターフォローとしてのピラティスラボなど多岐に渡り事業を展開している。

【整形外科疾患と生活習慣病との関係性】

武田氏が整形外科を選んだきっかけは、市の健診センターで40歳代の検診をしていたころたった。整形外科疾患を患う約半数の人が高血圧などの生活習慣病を抱えていたこと、そしてもっと生活習慣病が多い人たちが整形外科疾患であったことを期に、整形外科をメインでやっていこうと決意した。
医師はウエイトマネジメントを指導するものの、根本的なライフスタイルへの働きかけが必要だと感じ、行動療法学会やカウンセリングの研修を受け、心理面へのアプローチ方法を学んだ。

整形外科を開設するからには、整形外科医からみても評価される整形外科医になるべく、追い付くための方法を考えた。そして、一流に近づくためには一流の元で診察・ライフスタイルを学ぼうと考え、数か月間に渡りアメリカの各整形外科医を尋ね、診療を学んだ。現地でのウェイトマネジメントの講演なども積極的に参加した。

【アメリカで学んだ保険診療にとらわれない介入方法】

その中で、現地サンフランシスコのアスリートのメディカルサポートをしている病院でピラティスと出会った。ダンサーやアスリートに向けて、スポーツ障害の治療や予防、パフォーマンスの向上を目的として指導されていたのがピラティスだった。当時の感想としては、「こんなすごいトレーニングは見たことがない」だった。開業するなら是非このピラティスを取り入れたいと感じ、その後も専門的に学ぶために何度も渡米した。現地でのリハビリテーションとしてのピラティスを専門的に学んだ後、福岡市内でピラティススタジオを併設したクリニックを開設。その後代官山にも同コンセプトのクリニックを開設した。

【ピラティスを通しての事業展開】

現在広域医療法人明和会は、「ピラティス×運動療法」をコンセプトとしたクリニックとして整形外科スポーツ栄養クリニックを福岡市薬院と渋谷区代官山に展開、「健康・予防・アフターケア」としてのピラティスラボ、ピラティスの要素を取り入れた、「リハビリにとことんこだわった」デイケア、そして今後は脳卒中や脊髄損傷へのリハビリ事業を展開と多岐にわたる。さらに医療職向けやインストラクター向けの講習会を積極的に行い、専門技術を惜しみなく発信している。近年では大病院へのピラティス導入が進んでおり、国立病院でもピラティスが導入されて、養成講習の受け入れも行っている。

本格的なピラティス器具が並ぶリハビリテーション室
一般患者からアスリートまで、幅広く対応が可能

「リハビリにとことんこだわった」デイケア
セラピストによるリハビリもピラティスを応用したものが提供されている

デイケアにもピラティス機器を設置

【人財の育成は手厚くサポートし、質の高いサービスを提供】

武田氏は人財の育成にも注力している。教育や接遇など、育成のクオリティにもこだわり、一定の水準が保てるようサポートを行っている。スポーツ・栄養クリニックでは理学療法士・作業療法士・栄養士等多職種が、ピラティス専門資格を持ち、それぞれの専門領域を越えて活躍している。医療・介護・スタジオでの自費サービスに至るまで、高いクオリティのサービス提供を実現している。

専門職を対象とした外部への講習会も積極的に行い、新卒・中途共に就職を希望するセラピストは多く、採用については断らなければいけないほど希望が来ているのが現状だ。法人の掲げる理念や教育体制が講習会を通じて外部に発信され、

とにかく、ドクターとセラピストの治療方針・求めるサービス品質をすり合わせることが必要だ、と武田氏は語る。そのため、現場では各専門職が責任者として配属されており、それぞれが武田氏の方針のもと、独立して運営を行うことが可能となっている。現場のスタッフとのすり合わせを重要視することで、ドクターは自分しかできない仕事により専念することが出来る体制作りが可能となる。

提供するサービスについてドクターとセラピストの温度感を合わせていくこと、これこそがスムースな法人運営と高いサービス品質の提供に繋がっている。

【ロボットを活用したリハビリへの挑戦】

2020年9月16日薬院クリニックの近くに、ビヨンドリハビリ福岡スタジオを開設。こちらはサイバーダイン社と提携し、ロボットスーツ「HAL」を用いて、身体機能が低下した方や障がいを持った方に対して、脳・神経・筋系の機能向上を促すプログラムを提供する。脳卒中や脊髄損傷など、体に障がいがある方へのアフターケアが可能となっただけでなく、小児疾患の運動学習やアスリートの運動学習に至るまで、より質の高いサービスを提供できるシステムが構築された状態だ。完全予約制の自費診療となるが、内覧会の最中にも次々と問い合わせ、予約の電話が来ている状態であった。

【今後の事業展開・整形外科の展望】

予防・医療・介護・自費と、ピラティスを通じて人々へのシームレスな健康増進を実現している一方で、武田氏は現在の整形外科に課題を感じている。理学療法士・作業療法士等の有資格者が増え、運動器リハビリテーションを導入する医院も増加の一途をたどる中、「魅力ある整形外科医院・働きたくなる整形外科医院」が作り切れていないのではないか、という現状だ。

ピラティスに限らず手段は何でも良いが、とにかく「本物」を見せれるかということが重要で、医療のみならず予防や自費事業を成功させるポイントだと武田氏は語る。

今後は一般の人々へや専門職へのサービス提供だけでなく、スポーツ・栄養クリニックでの成功パターンをシステム化して全国に発信し、保険と自費診療の設立運営をサポートを通じて、魅力ある整形外科医院作りに貢献したいとのことであった。

武田氏の発信する、シームレスな健康増進の理念と人財育成への情熱、そして何よりも「本物であること」を中心に据えた法人運営によって、今後魅力ある整形外科がさらに増えていくことであろう。

有酸素運動の機器も、常に対象者のレベルに合わせたものが選択できるよう段階的に設置
武田氏のこだわりが感じとれる

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