制度改定や新薬への対応など、変化の激しいこの1〜2か月を振り返る
眼科クリニックでは、2026年6月のこの1~2か月で様々な変化がありました。
手術をしているクリニックにとって最も大きかったのは短期滞在手術等基本料1の引き下げです。
コロナ以前から開業されている先生方にとっては、”減ってきたな”という感覚でしょうし、コロナ以降に開院された先生方にとっては、”また半分になってしまった”という感覚が大きいのではないでしょうか?
その診療報酬改定が6月に実施され、時期を同じくしてベースアップ加算の手続きをされた先生方もいらっしゃると思います。以前より加算をとられていた方は今度は報告の期限が迫っています。
そして新薬も多く出てきました。リジュセア・ミニの対応をどうするか、7月の現在でも悩まれて周りの状況を確認されている先生方も多いと思います。検査の回数制限などがついた影響で、今までのペースとは異なる診療体制になることから、自費を選ぶ先生も多いと思います。
それと同時に近視管理用眼鏡もいくつか発売され、何を出していくべきか悩まれている先生も多いと思います。
さらに、アップニークなどが発売され、一部お聞きしたところでは、眼科以外の科目のほうが処方量が多いそうで、ここは是非眼科に通院してもらい、患者さんにはより安全に利用していただきたいところです。
学校検診の時期に多発する「待ち時間」の課題
そんな変化が多かったここ数か月の眼科クリニックですが、同時に繁忙期でもありました。
一般的には眼科クリニックでは、学校検診がこの時期にあることもあり、来院総数では1年を通してこの時期が最も多くなる傾向にあります。
普段はまわっている診療でも、この時期は「混雑時間が読めない」「スタッフ数が減ってしまう午後が混雑する」「土曜診療は待合いが大混雑」といった状況に一時的になるクリニックも増えるのがこの時期です。
そこへ初診の方が来院され、口コミで悪い評価をつけられる・・・そんなお悩みが多く発生する時期でもあります。
今の体制のままでも、受付や検査の流れを見直すだけで改善できること
そういった施設へ向けて私たちがおこなっているのが、「診療効率化」というコンサルティングです。効率化というワードは、適切な診療をしながらも患者さんにはなるべく早く帰っていただけるようにする診療体制の構築であり、ただ人数を診る、早く診るということではありません。
今のクリニックの体制でも、受付・検査・診察体制を見直していくことで、スタッフ数が変わらなくても(最近では減っても)患者数を維持もしくは今以上に診ていくことは可能です。多くを人が対応している以上、改善点も多数存在します。
それぞれのクリニックの築いてきた診療体制をベースに診療体制を見直してをしていきます。現在の患者数に必要な予約管理ができていますか?中待合を有効に活用できていますか?先生が話しすぎていないでしょうか?
患者満足度に注意をしながら、クリニックで提供できることと、患者さんが望んでいること、そこに診察人数という公約数を入れて、そのクリニックに最適な診療効率化を提案しています。
次の繁忙期に向けて、今からできる「待ち時間対策」を始めてみませんか?
今年の繁忙期も、効率化対策をしてきたクリニックでは、同じスタッフ体制でも昨年より1.2倍診ることができたクリニック(それでも疲労感はあまり変わらない)、同じ診察人数でも30分近く早く終わるようになったクリニックなどクライアント先では多数存在します。繁忙期までにやっていただいたことが、人数が多い繁忙期に、しっかり形になったということだと思います。これは効率化対策をしているクリニックでは毎年見られる傾向です。
今年の繁忙期に混雑してしまった、待ち時間に対する口コミやお叱りが多かった、スタッフが確保しきれず今の体制が維持できるか不安といった先生、開院間もなくまだまだ増やしたいけれど、増やして診きれるか不安といった先生方は、この診療効率化対策を是非ご検討ください。



