株式会社船井総合研究所の吉田でございます。
お忙しいところ本メールをご開封いただき、誠にありがとうございます。
本メールマガジンをお読みいただいている院長先生方の中には、
動物病院の二極化時代、Web集患の重要性などは理解しているけれども、
日々の診療に追われ、なかなか施策を進めることができていない方も多いかと存じます。
実はこれは動物病院様の多くが直面している課題です。
というのも、動物病院の半数が1ドクターの病院であり、院長先生が、
獣医師としての診療と、経営者としての業務、二足の草鞋を履いている状況と言えます。
「院長依存型組織」
獣医師としての診療と、経営者としての業務を全て担っていて、
院長先生ばかりが忙しい組織を「院長依存型組織」と呼びます。
院長依存型組織の特徴として、意思決定が院長に集中していること、
スタッフの役割が限定的で院長の業務負担が大きいことが挙げられます。
例えば、採用活動において、求職者との連絡、実習・見学時の受入、面談(面接)、
「院長依存型組織」では全て院長先生が対応しているということがよく見受けられますが、
求職者との連絡、実習・見学時の受入は、本来スタッフが対応出来ること・すべきことかと存じます。
このように、適切な業務委譲が出来ておらず、一スタッフでも担えることを院長先生が担っている結果として、
院長先生の手が回らず、施策が後回しになっているということが「院長依存型組織」の特徴です。
とは言え、実際、どこまでスタッフに業務委譲をするかという線引きが難しい・線引きする時間すらも取ることが出来ず、
院長依存型組織から脱却できないというケースが多いかと存じます。
「スタッフ活躍型組織」
一方で、院長先生主導のもと、スタッフが主体となり計画・実行まで進めていく組織を、
「スタッフ活躍型組織」と呼びます。
スタッフ活躍型組織の特徴として、分散型の意思決定が出来ていることや、
スタッフへの適切な業務委譲と役割の明確化が出来ていることが挙げられます。
実際、スタッフ活躍型組織として、チーム制を導入している病院様では、
教育チームが新卒の教育カリキュラムを作成し、1on1面談を実施するなど、教育体制を構築しています。
院長先生1人のリソースでは、上記の取り組みをすることは難しいですし、
院長先生の貴重なリソースを割いてまですべきことではないことは、院長先生もご存知のことかと存じます。
このように、スタッフ活躍型の組織では、病院経営に割けるリソースが増えることで、
スピード感を持って取り組みを進めることが出来るだけでなく、院長先生1人で手が回らなかった部分まで取り組むことが出来ます。
また、スタッフは自分で成果を上げたという成功体験を積むことでやりがいを感じ、
モチベーションの高いスタッフが生まれるということも、スタッフ活躍型組織ではよく見受けられます。
「院長依存型組織」と「スタッフ活躍型組織」のどちらが、
この厳しい動物病院業界を生き抜く組織か、一目瞭然かと存じます。
では「スタッフ活躍型組織」を実現するためには、具体的にどのようにしたら良いでしょうか。
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